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交通事故により車検切れが発覚した際、頭をよぎるのが罰金や損害賠償。

車検切れの車で交通事故を起こすと、無車検・無保険運行および交通事故による罰金と損害賠償が発生します。車検切れの車は自賠責保険や任意保険が無効であることがほとんどのため、補償を受けられず自力で損害を賠償しなければいけません。多くの場合、罰金や損害賠償を合わせた金額は、支払い能力を超えるでしょう。

今回は、車検切れの車で交通事故を起こしたときの罰金をはじめとする罰則や、自賠責保険や任意保険による補償の仕組み、加害者が支払い能力のない場合に国土交通省が損害賠償額を負担する「政府保障事業」についてご紹介します。

車検切れの車で交通事故を起こすと受ける罰則は?

車検切れの車で人身事故を起こすと、公道での無保険・無車検運行による罰則と、事故による罰則が併科されます。人のケガがない物損事故の場合は、事故による罰則はなく、器物の損害賠償のみです。

無保険・無車検運行による罰則は、違反点数が12点、90日間の免許停止、1年6か月以下の懲役または80万円以下の罰金。事故による罰則は、最大150日の免許停止または最大3年の免許取消、20万~50万円の罰金が科せられます。さらに、人身事故により相手に後遺障害が残ったり死亡させてしまったりしうと、数千万円の損害賠償を請求されることもあるでしょう。

罰則の重さは前歴や累積点数、被害者のケガの程度により変わりますが、車検切れの車で事故を起こした場合、今後の人生に関わる取り返しのつかない罰則を受けることを覚悟しなければいけません。

自賠責保険・任意保険による補償を受けるのは難しい

車検切れだと、自賠責保険と任意保険どちらの補償も受けられないことがほとんどです。自賠責保険の補償期間は、車検の一か月後に満了になるよう設定されています。事故当時に満了日を迎えていなければ補償の対象、迎えていれば補償の対象外です。

任意保険の補償期間は、車検が切れていても満了日を迎えていないことがあります。ただし、ほとんどの保険会社が車検切れの車を補償の対象外としているため、補償は受けられないと思っていたほうがいいでしょう。

自賠責保険・任意保険が無効だと、相手のケガ・後遺障害・死亡、自身のケガやお互いの車両をはじめ代車や弁護士の手配などの補償が受けられません。自身に過失が一切ない「もらい事故」の場合でも、十分な補償が受けられず損してしまうことがあります。車検切れの状態で交通事故を起こしてしまわないよう、車検の満了日がいつなのか常日頃から確認しておきましょう。

加害者が車検切れでも補償を受けられる「政府保障事業」とは?

加害者が払うべき医療費・修理費・慰謝料などの損害賠償は、加害者車両の自賠責保険および任意保険が無効だと補償されず、すべて加害者の自己負担になります。さらに、無車検・無保険運行や事故による罰金も発生するため、加害者は莫大な債務を抱えることになります。

加害者に支払い能力があれば損害は問題なく賠償されますが、賠償できないケースがほとんどでしょう。このとき、政府が自賠責保険の支払い基準に準じて補償してくれる制度が「政府保障事業」です(利用できるのは被害者のみ)。

政府保障事業を利用する場合は、印鑑登録証明書や交通事故証明書のほか、事故の種類(傷害・後遺症・死亡)に則した書類を用意し、損害保険会社(組合)で申請します。なお、示談で定めた賠償金が加害者から被害者に支払われているなど、特定の条件下だと政府保障事業を利用できません。必要書類や補償を受けられる条件の詳細は保険会社にお問い合わせください。

車検切れの被害者は損害賠償を受けられる?

車検切れの被害者も、加害者から損害賠償を受けられます。ただし、十分な損害賠償を受けられないケースがあります。

損害は、加害者と被害者の双方が賠償しなければいけません。しかし、被害者が車検切れで任意保険による補償を受けられないと、加害者の補償額だけで損害を賠償することになります。損害の程度や過失割合によっては、加害者の補償額だけでは十分に賠償できません。その場合、被害者自身での損害賠償も必要です。

もしあなたが加害者である場合、被害者が追加で損害賠償を請求しても、補償額以上に支払う義務はありません。被害者がしつこく交渉してくるようであれば、「示談を禁止されている」というように答え、保険会社や弁護士を通して交渉するよう促すのがいいでしょう。

交通事故で損をしないためにも車検は行ないましょう

車検切れの車は、保険による補償が受けられないことがほとんどです。無車検・無保険運行をすると、道路運送車両法違反による罰金が、交通事故を起こすと多額の損害賠償が発生します。また、事故の被害者でも、車検切れだと思わぬ出費をすることになりかねません。

これらのリスクを回避するためには、有効期間が満了日を迎える前に車検を行なうことが大切です。忙しいとつい放置してしまいがちですが、大事に至る前に済ませておきましょう。

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