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道路運送車両法により公道での走行を禁止されている車検切れの車。走行させると免許停止・懲役・罰金の罰則が科せられてしまいます。車検切れの車を再度車検に出したいときや売却をする際、どのように運搬すればよいのでしょうか。

車検切れの車を他の車に牽引(けんいん)させたとしても、法律に違反することになります。車検切れの車を運搬するには、仮ナンバーの発行・積載車をレンタル・業者による引き取りが必要です。

この記事では、車検切れの車を牽引できない理由や、正しい運搬方法をご紹介します。

車検切れの牽引は違法

車と車をロープなどで繋ぎ、引っぱって運搬することを牽引といいます。車検切れは法律により公道を走れないため、自走させず牽引で運ぼうと考える方も少なくありません。しかし、車検切れの車は牽引での運搬も禁止されています。

牽引の場合、車検切れの車のタイヤが路面に触れてしまいます。これが「公道を走っている」とみなされ、自走していなくても取り締まりの対象となってしまうのです。同様に、前輪と後輪どちらかを持ち上げて牽引するレッカー車やトレッカーでの運搬もできません。JAFや保険会社のロードサービスによるレッカー移動も、車検切れの車は対象外です。車検切れの車を運ぶには、公道で運転するための許可を得るか、タイヤが路面に触れないような方法をとる必要があります。

車検切れの車を運ぶ方法とは

仮ナンバーを取り付けて走行する

車検切れの車を運ぶ主な方法のひとつに、仮ナンバー(自動車臨時運行許可)の取得があります。仮ナンバーとは、車検切れの車を公道で走行させるときに取り付けるナンバープレートのことで、発行は車検や抹消登録が行われることが条件です。発行は走行日当日が原則ですが、土・日・祝に走行させる場合は前開庁日の申請を受け付けています。

仮ナンバーを取得するには、自動車検査証(車検証)・自賠責保険証・本人確認書類の原本を用意し、車検証に記載されている「使用の本拠」や既存のナンバープレートに記載されている地域を管轄する役所で発行手続きを行いましょう。発行には自賠責保険の加入が必須になります。今後も乗りつづける車であれば25か月契約、抹消登録を行うのであれば1か月契約で加入しておきましょう。

発行された仮ナンバーは、既存のナンバープレートがある位置に取り付ける必要があります。紛失すると罰金が発生するため、ビスやワイヤーなどでしっかり固定することになりますが、このとき文字が隠れたりプレートが傾いたりしないように気をつけましょう。ダッシュボードに置いての走行は取り締まりの対象ですのでご注意ください。

業者に引き取りを依頼する

車検切れの車を運搬する目的として、改めて車検を行うか、買取店への売却があるかと思います。このとき利用する車検専門店や買取店は、車検や買い取り対象の車を無料で引き取りにきてくれるところがほとんどです。

車検や売却をしようとするとき、困るのが仕事などで忙しく運搬の時間を確保できないとき。業者による引き取りは、引き取り日時と場所を指定できます。指定エリアの範囲内であれば自宅以外でも引き取りしてくれるため、休憩時間の合間に職場へ引き取りにきてもらうといったことも可能です。仮ナンバーを取得するよりも費用や労力を抑えられるので、車検専門店や買取店を利用するなら、引き取りサービスを行っているか問い合わせてみましょう。

レンタルした積載車(キャリアカー・ローダー)に載せて運ぶ

積載車とは、車を運搬するために使うトラックのことです。新車や中古車の輸送に利用したり、故障車やレースカーなど公道を走れない車の運搬に利用されます。レンタカー店で借りることができ、6時間で約10000円、12時間で約18000円が費用の相場です。

運転するには、2017年3月12日に区分を設けられた準中型以上の免許が必要ですが、2017年3月11日までに取得した普通自動車免許でも運転が可能です。ただし、貸し出されている積載車の大きさによっては運転できないこともありますので、事前にレンタル店へ確認を取りましょう。また、積載車は通常2トンまでの車を積むことができます。N BOXは約1000kg、プリウスは約1400kg、セレナは約1700kgであり、ほとんどの自家用車は積載車の最大積載量の範囲内です。

仮ナンバーとの違いは、走行エリアを限定されないことです。仮ナンバーは、必要最小限の距離にある、運輸支局や車検場まで運行することを条件に発行されます。そのため、管轄エリアから遠く離れた場所や、車検や抹消登録以外を目的とした運搬はできません。レンタルの時間が許す限り自由に運搬できることが、積載車のメリットです。

目的に合った運搬方法を選ぼう

車検切れの車の牽引は違法であり、取り締まられると厳しい罰則が科せられます。車検切れの車を目的地へ運搬するには、仮ナンバーの取得、業者の引き取り、積載車を利用しましょう。それぞれ条件や適したシチュエーションが異なるため、目的に合った方法を選択してください。

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